「Ⅲ類( 理工系)」で学ぶ領域に共通していることは、これまでにない新しい機能を持つ物質やデバイスの創造とそのメカニズムの起源を探求し、人間と環境に調和する未来社会の創造に貢献する学問分野であることです。これらの学問分野は、次世代のものづくり、カーボンニュートラルの達成、量子技術の実用化、情報や融合分野の要素技術、そしてそれらの発展を促進する様々な基盤技術を支えています。また、人類の未来の開拓に不可欠な、人間を含む動植物の生体機能の解明、高度な機能を備えた化学物質の創製や産業応用も含みます。2年次後学期以降の専門教育プログラムは、理工学全般の基盤となる「機械システム」「電子工学」「光工学」「物理工学」「化学生命工学」を網羅的に包含し、広範かつ多様であることが特徴です。
守 裕也 研究室(機械システムプログラム)
航空機や船舶、工場内の配管など、身の回りには「流体の流れ」があふれています。この流れが乱れる「乱流」状態になると大きな摩擦抵抗が生じ、膨大なエネルギーが損失されます。当研究室では数値シミュレーションを駆使して乱流を再現、自在にコントロールし、エネルギー効率を最大化する研究に取り組んでいます。現在は、壁面に人工的な波を与える「進行波制御」に注力。シミュレーションにより、この制御で乱れを減衰させ、摩擦抵抗を約70%も低減できることを確認しました。これは輸送コスト削減やCO2排出抑制に直結する社会的意義の高いテーマです。
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本学の卒業生の6割弱が、勉学と研究をさらに深めようと大学院へ進学しています。このうち、本学の大学院への進学者は9割強です。また、博士前期課程を修了した後、修士の学位を得て就職する学生も多く見られますが、更に専門的な学識を養うため修了者の1割程度の学生が博士後期課程に進学しています
進路・就職状況大学で学んだ専門と密接に関連する分野を中心に様々な業種で活躍し、社会で高い評価を受けています。主な就職先は、エレクトロニクス・通信機器・コンピュータなどの製造業、情報処理関連の研究職・技術職など、理工系大学の特色を生かした広範囲の分野にわたっています。
主な就職先