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UECで学ぶ

守裕也 研究室紹介

研究最前線

守 裕也(まもり ひろや)教授
Hiroya Mamori
Ⅲ類(理工系) 機械システムプログラム

博士(工学)。
東京都出身。2007年慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。2009年同大学院(開放環境科学専攻)修士課程修了、2012年同博士後期課程修了(博士〈工学〉)。日本学術振興会特別研究員DC2。2012年東京農工大学特任助教、2015年東京理科大学嘱託助教を経て、2018年電気通信大学准教授、2024年より同教授。現在は「乱流の数値シミュレーションと制御」を専門に研究。

守 裕也 教授
守 裕也 教授

コンピュータ上で「流れ」を解明し、摩擦抵抗を劇的に低減。流体制御で地球の未来を守る

航空機や船舶、工場内の配管など、身の回りには「流体の流れ」があふれています。この流れが乱れる「乱流」状態になると大きな摩擦抵抗が生じ、膨大なエネルギーが損失されます。当研究室では数値シミュレーションを駆使して乱流を再現、自在にコントロールし、エネルギー効率を最大化する研究に取り組んでいます。現在は、壁面に人工的な波を与える「進行波制御」に注力。シミュレーションにより、この制御で乱れを減衰させ、摩擦抵抗を約70%も低減できることを確認しました。これは輸送コスト削減やCO2排出抑制に直結する社会的意義の高いテーマです。
研究室では、学生がコンピュータ内に仮想の実験場を構築し、新たな制御アルゴリズム開発に挑んでいます。流体現象は複雑で予測が困難な分、未知のメカニズムを解明した時の喜びは格別です。指導では、学生が主体的に試行錯誤するプロセスを大切にしています。複雑な事象に対し「なぜ」という問いを立て、論理的に解決へ導く力は、将来あらゆる分野で通用するエンジニアの根幹となります。数値計算の力で社会にイノベーションを起こしたいという学生と共に、流体工学の未来を切り拓いていきたいと考えています。

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守裕也 研究室