ファジィシステム研究所 特別研究員
福島邦彦博士は、現代の人工知能技術基盤である深層学習(ディープラーニング)の基本構造の一つ「ネオコグニトロン」を世界に先駆けて考案した。ネオコグニトロンは、階層型の神経回路モデルであり、大脳視覚野の生理学的な構造予想である階層仮説に基づいて構成されている。福島博士は、高次視覚野の機能を実現させるために、生理学的な知見を整理した上で、工学的な観点からネオコグニトロンを提案した。ネオコグニトロンの構造は、深層畳み込みニューラルネットワーク(Convolution Neural Network:CNN)と呼ばれ、静止画像のパターン認識技術のみならず、音声、動画、自然言語などの広範な人工知能技術に対して多大な影響を与えている。
以上から、福島邦彦博士に特別栄誉教授の称号を授与する。
2003年 | IEEE Neural Networks Pioneer Award |
2005年 | APNNA Outstanding Achievement Award |
2012年 | INNS Helmholtz Award |
2021年 | The Flanklin Institute, Bower Award and Prize for Achievement in Science |