ロシア科学アカデミー結晶学研究所 教授
Alexander A. Kaminskii博士は1988年、量子エレクトロニクス国際会議(IQEC) 1988 in Tokyoで初来日して以来、レーザー新世代研究センター(レーザー研)植田グループと共同研究を開始した。旧ソ連が崩壊した後には、レーザー研が光科学国際シンポジウムを開催し、プロコロフ教授と共に国際的に支援する活動をしたこともあり、親密な協同研究関係を構築し、固体レーザー研究、セラミックレーザー開発などで、レーザー研の固体レーザー開発の基礎、結晶分光学に多大な貢献があった。その後、日本学術振興会短期招聘制度、レーザー研外国人客員教授制度などを利用して、1999年以来、毎年最低3ヶ月はレーザー研に滞在し、共同研究を実施してきた。これまでに発表した共著論文は70編以上に達しており、国際的に見ても一体的な研究グループとして認識されている。世界的に固体レーザーの革命として認識されるようになったセラミックレーザーの研究は、レーザー研とKaminskii博士の基礎、応用科学の融合の賜物である。世界的なセラミックレーザーに関する国際会議Laser Ceramics SymposiumはKaminskii博士と植田教授が中心になって設立し、毎年、世界を巡回しながら開催している。 Kaminskii博士は、レーザー研の外国人客員教授としての多大な貢献と、国際共同研究によってレーザー研の業績を世界に周知させることに尽力された。
以上から、Alexander A. Kaminskii博士に特別栄誉教授の称号を授与する。
1993年 | Rozhdevstvenskii Prize from the Russian Academy of Sciences |
1994年、 2003年、 2008年 |
Research Prizes from Alexander von Humboldt Foundation, Germany |
1994年 | Research Prize of JSPS |
2021年 | The Flanklin Institute, Bower Award and Prize for Achievement in Science |