2026.02.25
以下のとおり、第127回研究セミナーを開催いたします。是非ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
本講演では、視覚表象が時間の中で形成されていく過程を、特徴統合、時間的拡張、および主観的鮮明さの観点から検討します。まず、色と運動の特徴統合研究を取り上げ、視覚特徴が同一対象として結びつく過程が即時に成立するわけではなく、統合の成立に一定の時間が必要であることを実験的に示し、特徴統合が初期視覚野の処理のみでは十分に説明できない可能性を示唆します。次に、シーン知覚における時間的拡張の研究を紹介し、周辺視野情報を含むシーン表象が時間の経過とともに中心から周辺へと展開していく過程について議論します。さらに、主観的鮮明さ(vividness)が実際の視覚情報量を超えて拡張される可能性を検討します。これらの研究を通して、視覚表象が異なる処理段階で形成される可能性を示すとともに、それらがどのように結びつくのかという理論的課題を提起します。
| 第127回 脳・医工学研究センター研究セミナー | |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年3月19日(木)14時40分~16時10分 |
| 開催方法 | 東3号館306教室 |
| 題目 | 視覚表象の時間的形成 ― 特徴統合からシーン知覚、主観的鮮明さへ ― |
| 講師 | 河地 庸介 氏(東北大学大学院文学研究科 総合人間学専攻 心理言語人間学講座(心理学専攻分野)) |
| 司会 | 佐藤 俊治(機械知能システム学専攻/脳・医工学研究センター 准教授) |
| 費用 | 無料 ※申込不要 |
| 問い合わせ窓口 | 脳・医工学研究センター事務(田中・高羽) メールアドレス: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp |
詳細は、以下のウェブサイトでご確認ください。