2026.03.25
2026年3月5日(木)、文部科学省令和7年度「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業(FLAGs)」に特色型として採択された本学および一橋大学の共催により、FLAGsシンポジウム「社会に求められる高度人材像と大学院の役割」を一橋大学千代田キャンパス大講義室とオンラインのハイブリッド形式で開催し、約130名が参加しました。
本シンポジウムでは、一橋大学の中野聡学長による開会挨拶が行われた後、文部科学省高等教育局の石橋晶大学振興課長による来賓挨拶と、特色型に採択された2大学への期待を含め大学院教育に係る講演が行われました。続いて、本学より田野俊一学長が「日本版Industrial PhDによる未来共創リーダー育成拠点(通称CLAP)」について、一橋大学より加藤俊彦理事・副学長が「Transformation for Social Innovation」について、各大学の事業概要を紹介しました。さらに、博士人材の活躍促進に取り組んでいる東京都政策企画局の内藤貴子計画調整部プロジェクト推進課長より、令和8年度の東京都の事業概要について紹介がありました。
パネルディスカッションでは、西野和美一橋大学副学長が司会を務め、中野聡一橋大学長、田野俊一本学学長、井関俊夫東京海洋大学長、寺野稔北陸先端科学技術大学院大学長、平子裕志ANAホールディングス株式会社 特別顧問、川上悟史経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室長の6名が登壇し、AIが急速に進化するなど社会が急激に変化する中で、アカデミックキャリアにとどまらない、社会に求められる高度人材像と、その育成に向けた大学院の役割等について活発な議論が行われました。
また、本シンポジウムの最後には、村松正和本学理事(教育戦略担当/次期学長)より閉会挨拶がありました。
本学が代表を務め、連携大学である東京海洋大学および北陸先端科学技術大学院大学を含む全国14大学が参画する「日本版Industrial PhDによる未来共創リーダー育成拠点」では、博士学生が大学と受入組織(企業や自治体等)の両方に所属して経済的支援を受けながら、現場の実課題で学位取得を目指す教育モデル「日本版Industrial PhD」の試行を行います。産学が連携して「知を共創」し、学問と実務を高度につなぐ「知識仲介者」を育成することで、研究の社会実装と学生の経済的安定を両立させ、次代を拓く「未来共創リーダー」を輩出する大学院教育の改革に挑戦します。